ポッドキャスト

「商標権と意匠権ってなんですか?」(vol.4)

『クリエイターのための無料法律相談所』の第4回目は、「商標権」と「意匠権」についてお話を伺っていきます。

著作権と大きく異なるのは、著作権は作品が創造された時から発生するのに対して、商標権と意匠権は自ら特許庁に申請して登録されることで権利が成立するという点です。

今回のポッドキャストでは、

・なにが「商標権」や「意匠権」の対象になるの?

・商標権が類似と認められるのはどんなケース?

・商標権・意匠権侵害になるのはどんなケース?

などについて、クイズ形式で学んでいきます。

たとえば、

街の風景を撮った写真をポスターにする場合、写真に企業のロゴが写っていたら商標権の侵害になる?

ある車のデザインをメタバースで利用した場合、意匠権の侵害になる?

「アフタヌーンティー」と「午後の紅茶」は商標の類似と認められる?

などなど、クリエイターが実際に遭遇し、悩みそうなケースを考えてみます。

どうぞお楽しみください。

<本コンテンツの趣旨>

映画、音楽、演劇、ファッション、デザイン、写真など、昔からさまざまな表現分野がありますが、インターネットやSNS、動画配信などアウトプットするメディアがさまざまに多様化している現代社会では、クリエイターが表現し続けていくために、自身で知っておかなければならないことは増える一方です。もちろん、法律もそのひとつ。

そこでこの企画では、著作権や肖像権など、知っているようでよく分からないクリエイティブ業界に関連する法律の知識を、専門の弁護士の方から学んでいきます。

ご相談に乗っていただくのは、表参道にある『骨董通り法律事務所』の岡本健太郎先生です。この事務所は、「For the Arts」を旗印にアートおよびエンタテインメント業界の契約交渉や、著作権などの知的財産権に関するアドバイスを中心的な業務としている、クリエイティブ業界御用達の法律事務所です。岡本先生と一緒に、各法律についての知識や、それぞれの表現分野ごとに知っておくべき事例などについてお話を伺っていく予定です。

骨董通り法律事務所

https://www.kottolaw.com