「かっこいい」篇 (Season2)
大学生自らが大学生に聞く『大学生の“ふつうってなに?“−現役早稲田生によるコモンセンス調査隊−』。今回は「かっこいいってなに?」がテーマです。
「かわいい」でも「立派」でもなく、人間として、生き方として「かっこいい」人。大学生が選ぶ候補には、タレント、歌手、スポーツ選手、YouTuberなど、性別も職業もフラットな視点からさまざまな名前が挙がりました。栄えある一位に輝いたのは、どの世代も納得するであろうあの有名人。大学生の言葉で語る「かっこいい」理由とはなんでしょうか?
繰り返し登場したキーワードは「自分軸」。いつの時代でも、自分をブレずに持っている人はかっこいいと思われていたと思いますが、SNS等で他人の視線を常に意識する今の時代ならではの切実な思いも背景にはありそうです。
さらに、「かっこいい」を因数分解してみると、どんな「態度」や「行動」をかっこいいと感じているのか、大学生なりに考えてみました。どうぞお楽しみください。
<本コンテンツの趣旨>
この企画は、アソボット代表の伊藤が教鞭をとっている早稲田大学国際教養学部の授業『Learning Design』を履修した3名の生徒たちと一緒に、現役大学生の”ふつう”や”あたり前”という感覚について、リアルな声を調査してお届けしていきます。
コンセプトは「大学生が大学生に聞く」。
私たちは、さまざまな調査やメディアの情報を見ながら、つい「この世代はこういう人たち」というラベリングをしてしまいがちです。おそらくその代表的なものが若者世代で、「最近の若者は…」とは時代を超えて使われる常套句になっています。
世の中の多くの“調査”とは、「当事者ではない誰か」がリサーチして分析したものです。でも、問いかけという行為は”ある種のコミュニケーション”でもあるはずで、であれば「誰に問われたか」によって質問への回答もまた変わる可能性があるのではないかと考えます。
だからこそ、「大学生が大学生に聞く」。決して論文発表のような正確さはありませんが、ひとつのリアルな実態としてぜひお楽しみください。
