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未来調査隊「テクノロジー」篇(Season3)

『大学生の”みらいってどう?” −現役早稲田生による未来調査隊−』。

3期生が設定した「私たちの世代が将来のために今考えたいテーマ」に合わせて、タイトルが変わりました。前号から悩んでいたタイトルがついに決まり、サムネイルも新しくなっています。

さて、今回の調査テーマは「テクノロジー」。

具体的には、2大キーワード<#ヒューマンオグメンテーション(人間の身体能力・知覚などを拡張させる技術)>と<#ディープフェイク(人工知能を応用した画像・映像合成、生成技術)>について、彼らの世代がどのように考えているかについて調査しました。

今の大学生は、Zoomで海外にいる人と話す、ChatGPTを使って課題をやるなどテクノロジーが当たり前に手の中にある環境で暮らしています。そんな彼らにとって、テクノロジーの良さや怖さを含めて、許容できる・できないの境界線はどこにあるのでしょうか。

「もしApple Visionを1ヶ月使えるとしたら使う?」「もしディープフェイクをポジティブな利用に使うとしたら何ができる?」という具体的な活用についてもディスカッションしています。

最新テクノロジーを生み出す側だけでなく、使う側としても今後の社会動向を握る若者世代。テクノロジーに対する彼らの肌感覚を、どうぞ最後までお楽しみください。

<本コンテンツの趣旨>

この企画は、アソボット代表の伊藤が教鞭をとっている早稲田大学国際教養学部の授業『Self Literacy』を履修した3名の生徒たちと一緒に、リアルな声を調査してお届けしていきます。

3期生は、収録のテーマを「私たちの世代が将来のために今考えたいテーマ」と決めました。毎回ひとつテーマを選び、彼らの世代が考えている「未来」を調査しています。

テーマは、たとえば「ジェンダー・セクシャリティ」「紛争・戦争」「外交」「経済」「食・健康」「教育」「自然環境」「ネットリテラシー」「テクノロジー」など、今の社会を構成する要素を深掘りしていきます。

コンセプトは「大学生が大学生に聞く」。

私たちは、さまざまな調査やメディアの情報を見ながら、つい「この世代はこういう人たち」というラベリングをしてしまいがちです。おそらくその代表的なものが若者世代で、「最近の若者は…」とは時代を超えて使われる常套句になっています。

世の中の多くの”調査”とは、「当事者ではない誰か」がリサーチして分析したものです。でも、問いかけという行為は”ある種のコミュニケーション”でもあるはずで、であれば「誰に問われたか」によって質問への回答もまた変わる可能性があるのではないかと考えます。

だからこそ、「大学生が大学生に聞く」。決して論文発表のような正確さはありませんが、ひとつのリアルな実態としてぜひお楽しみください。