前のめりな学び方 – Classroom Adventure –
対話者:今井善太郎さん(Classroom Adventure 代表)
Learning Design Lab.では、さまざまな専門家をお招きし、そのテーマの学び方を探ってきました。 今回のゲストは、ちょっと変わった学び方をつくり続けている、Classroom Adventure代表の今井善太郎さん。テーマは、「前のめりな学び方」です。
Classroom Adventureは、ゲーミフィケーションを通じて教育コンテンツを企画・開発し、中学校や高校への出張事業などを行っている会社です。アソボットとの出会いは、代表の伊藤が探究学習の監修をしている私立桜丘高等学校にて、今井さんたちが開発した闇バイトを擬似体験する学習プログラム『レイの失踪』を授業で行ったことがきっかけでした。
今井さんは、大学で出会った仲間と起業し、現在も現役の大学生として中高生たちに向けた教育活動を行っていますが、その原点は、今井さんの小学校時代の担任の先生が言ったこの言葉にあります。
『私の授業をみんなが聞いてるかどうかは、メモを取ってるとか、うなずいてるとかではなくて、お尻が上がってる時だけほんとに聞いてるんだよ』
そもそも、今井さんは小学生の時から勉強をまったく楽しめない時期が長く続き、学校にも行かなくなった時期があったそうです。転機となったのは、高校時代のカナダ留学。のんびりとした異国の田舎町で、自分と向き合う時間を通して「教育」に関心があることに気づき、そこから改めて、大事なことを楽しく学べるようにしたいと、現在への挑戦が始まったそうです。
最初の事業のタネは、大学で出会った仲間たちと「過去を振り返って、一番つまらなかった授業は何だったか?」という何気ない会話から生まれました。共通していたのは、体育館に集められて受けた「インターネット講座」や「SNS講習」でした。現代にはとても必要なテーマだけれど、「危ないから気をつけて!」と言われるだけでは退屈なだけ。どうすればあの学びを「前のめり」に変えられるのか。その問いに対する一つの答えが、偽情報や誤情報の危うさを擬似体験するゲーム『レイのブログ』だったと言います。
そして、今大きな注目を集めているのが、闇バイト問題をテーマにした『レイの失踪』です。このプログラムが生まれたきっかけは、今井さんの知り合いが闇バイトで逮捕されたという衝撃的な出来事でした。
収録の中では、開発にあたって実際にSNSで闇バイト情報を探し、匿名メッセージアプリで犯人とやり取りをするなど、リアルな実態調査を行った話なども赤裸々に語ってくれています。ぜひ、最後までお楽しみください。
前のめりな学び方 前編
前のめりな学び方 後編
<参考サイト>
Classroom Adventure
https://www.classroom-adventure.com/ja/
