vol.3 「日本におけるB Corpの現在地」(with BMBJ)
vol.3「日本におけるB Corpの現在地」(with BMBJ)
こんにちは。アソボットが直接お会いしたことのある方々だけをお招きし、限定配信しているポッドキャスト企画「アソボットB面」。今月のご招待状です。今回は、新番組「B movement −新しい企業のカタチ『B Corp』−」をお届けします。
このシリーズ企画は、日本ではまだ情報が少ない新しいムーブメント「B Corp」について、さまざまな角度から発信していく番組です。第3回目のテーマは、「日本におけるB Corpの現在地」。日本のB Corp事務局であるB Market Builder Japan(BMBJ)から、共同代表の溝渕由樹さんと、コミュニティ・エンゲージメント・リードの宮下迪帆さんをゲストにお招きしました。
収録では、そもそもお二人がB Corpを知った個人的なきっかけから始まりました。共同代表の溝渕さんは、ご自身が創業した100%プラントベースのベーカリー『ovgo Baker』で2022年にB Corpを取得したことが大きなきっかけ。当時はまだ認証された企業が20社にも満たない頃で、事務局はおろか日本語での情報もほとんどなかったそうです。
一方の宮下さんは、Patagoniaの書籍を通してB Corpの存在を知りました。日本ではどんな状況なのだろうと思って調べた時に見つけたのが、認証を取得したばかりのovgo Baker。前職を辞めたばかりだったため、自由の身だった宮下さんが溝渕さんにDMを送り、「B Corpに関心があるのでクッキー屋さんで働いていいですか?」と飛び込んだことが、B Corpとの最初の接点になりました。
そんな日本のB Corpの草創期からさまざまな縁で関わり続けてきたお二人ですが、国内の認証取得企業が80社を超えた今(2026年3月時点)、B Corpムーブメントはかつてない盛り上がりを見せています。特に2023年以降は毎年倍々で増える勢いで、その背景には世界的なサステナビリティへの関心の高まりがあるとお二人は分析します。
このムーブメントは、単に認証企業の数が増えることだけを意味しません。B Corpの思想の根底には、B Labが掲げる「公平でインクルーシブかつリジェネラティブな経済への移行」という壮大なミッションがあります。
2026年からいよいよ始まるB Corpの「新基準」。世界中の専門家や企業へのヒアリングとフィードバックプロセスを経て策定されたこの新基準では、すべての取得企業に「社会的なパーパスの明文化」と「コレクティブ・アクション」が義務付けられていると言います。一社では変えられない社会課題に、企業がさまざまなステークホルダーを巻き込んで、解決に向けて具体的に行動を起こすことが、これからのB Corpに今まで以上に求められる姿勢だそうです。
B Corpは、「商品」ではなく「企業」を認証する制度。「B」のマークは決して権威的なものではなく、草の根的なソーシャルムーブメントそのものです。B Corpをすでにご存知の方も、初めて耳にする方も、「B Corpの今」が凝縮されたこの対話を、ぜひ最後までお楽しみください。
・前編
・後編
<参考サイト>
・B Market Builder Japan
https://bcorporation.jp/
・B Lab
https://www.bcorporation.net/en-us/
