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長生きを学ぶ – BABA lab –
対話者:桑原静さん(BABA lab 代表)
Learning Design Lab.では、さまざまな専門家をお招きし、そのテーマの学び方を探ってきました。 今回のテーマは、超高齢社会と言われる現代の「長生き」について。お話しいただくゲストは、BABA lab(ばばらぼ)代表の桑原静さんです。
BABA labとは、「長生きするのも悪くない」とみんなが思える世の中になることを目指して、さまざまな活動を行っている会社です。主にシニア世代を中心に多世代が集まるコミュニティをつくり、そこで聞こえてきたホンネをもとに、世の中に必要な「仕組み」「サービス」「モノ」を生み出しています。
学びの場やイベント、取材や調査などを通じて、毎年1000人を超えるシニアと「顔の見える関係性」を築いてきた桑原さん。リアルな声を聞く中で、「一般の人が思うシニア像と実際のシニア像に違いがある」と言います。
たとえば、メディアの中では「かんざしを頭に刺したおばあさんのイラスト」をいまだに使い続けていたり、「70代はこう、80代はこうあるべき」といった年齢に基づく多くのステレオタイプなど、社会の持つシニアのイメージを更新する必要がいろいろな場所で生じています。
今後、人口の3分の1が高齢者になっていく中で、「長生きしても悪くないと思える」とはどういう社会のことなのでしょうか?
収録では、具体的に取り組んでいるプロジェクトの話から、BABA lab誕生のきっかけとなった桑原さん自身の祖母のエピソードまで、桑原さんと同世代であるアソボット代表の伊藤が共に語り合いました。
「長生きを学ぶ」
<参考サイト>
BABA lab
https://www.baba-lab.net
