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vol.4 “PR・広報ディレクター”にとってのファンづくり

第一弾は“スポーツ“と”芸能“、第二弾は“脚本家“と”公式SNSの中の人“、第三弾はTVプロデューサーをゲストにお呼びしてきた、『すべてはファンづくりからはじまる』。第四弾はPR・広報ディレクターの楠本 淳さんにお話を聞きました。

楠本さんは、2011年に横浜DeNAベイスターズの球界進出に伴い、広報・PR部長を務めた後(〜2015年)、独立して株式会社BASSCOMを設立。日本全国を熱狂の渦に巻き込んだ2019年の『ラグビーワールドカップ2019』や『EXPO 2025 大阪・関西万博』の広報、プロモーションを担当し活躍されている広報のプロフェッショナルです。

前編では、ベイスターズの広報・PRを担当していた頃についてまずはお聞きしました。野球ファンは本質的に何を求めているのか。キーワードは、「期待値」と「レガシー」という2つのマーケティングの観点から当時を振り返ってお話を伺います。

後編では、ラグビーワールドカップ2019での「デジタルファースト」の広報アプローチや、大阪万博で実施したステイクホルダーに関与してもらうための広報施策、現在アソボットと一緒に制作しているベイスターズのショートドラマの制作の裏側などについてお話ししていただきました。楠本さんにとって、「広報する」とは何か。そんな難しい問いへも丁寧に答えてくれています。

最後まで、どうぞお楽しみください。

vol.4 “PR・広報ディレクター”にとってのファンづくり 前編

vol.4 “PR・広報ディレクター”にとってのファンづくり 後編

番組内であがった英紙ガーディアン記事はこちらから

https://www.theguardian.com/sport/blog/2019/oct/13/japan-typhoon-rugby-world-cup

◼︎楠本 淳さんプロフィール

PR 会社の経験を経て、2011 年に株式会社ディー・エヌ・エーの球界進出に伴い、横浜 DeNA ベイ スターズ広報部長に就任。2017 年に独立し、株式会社バスコム設立。 同年より、ラグビーワール ドカップ 2019 組織委員会 広報コミュニケーション部長就任。 2025 年日本国際博覧会協会 広報・プロモーションディレクター。

<本コンテンツの趣旨>

アソボットではこの20年間、企業や行政、NPOやNGOなど、さまざまなセクターの「伝えたいコトを、伝わるカタチにする」ためのお手伝いをしてきました。

分野においても、飲食やファッション、映画やスポーツなどのエンターテインメント業界や、子どもの貧困や高齢者福祉、難民や環境問題、平和やダイバーシティなどの社会イシューの業界など、実に多岐にわたってきました。

一見、まったく異なる分野のようにも見えますが、それぞれの組織とお付き合いしてきた私たちとして20年経ってみて思うことは、届けたい相手が“購買者”であれ、“観客”であれ、“寄付者”であれ、すべてに共通していたのは「ファンをつくる」ということだったのではないかといま思っています。

そこで、『すべてはファンづくりからはじまる』と題して、普段はあまり交わらない業界同士の方々をお呼びして、お互いの知見を交換する場を用意しました。

あらゆる業種のお仕事、もしかしたら私生活にも転用できるヒントが詰まっているかと思います。ぜひ気楽な気持ちでお楽しみください。