ポッドキャスト

極地から学ぶ – 極地建築家・村上祐資 –

対話者:村上祐資さん(極地建築家、NPO法人 FIELD assistant 代表)

Learning Design Lab.ではさまざまな専門家をお招きし、そのテーマの学び方を探ってきました。 今回のテーマは「極地」。2008年に第50次日本南極地域観測隊に越冬隊員として参加し、2013年には模擬火星居住実験『Mars160』計画で副隊長に選出されるなど、日本で唯一の肩書き「極地建築家」を持つNPO法人 FIELD assistant 代表の村上祐資さんをお招きして、様々な極地で体験して感じた「人間にとっての根源的な暮らし方」や「人と人との関係性」など、「コミュニケーション」の本質に関わることについてお話を伺いました。

もともと建築を学び、建築にできる可能性を求めて極地を訪れた村上さん。今の活動につながるきっかけを、「建築家というのは、極地でも耐えられる鎧(=建築)の追求をする仕事。ぶ厚い鎧の構造も気になりましたが、私は着る人の着心地(=コミュニケーション)も気になったんです」と話します。

「人間の性がむき出しになるような極限的な環境で、私たちはどのようにコミュニケーションを取り、集団として生きていくのか?」

収録では、南極観測隊での研究生活や模擬火星実験、現在日本で手がけ始めたプロジェクトなど、さまざまな「極地」で得られた体験からの学びを、現在の暮らしに活かすためのヒントをアソボット代表の伊藤と語り合いました。

「極地から学ぶ」前編

「極地から学ぶ」後編

<参考サイト>

NPO法人 FIELD assistant

https://www.fieldnote.net/about