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「就活」篇(Season1)

今回は、『大学生の“ふつうってなに?”−現役早稲田生によるコモンセンス調査隊−』の特別篇をお届けします。

テーマは「就活」。今から3年前、コロナ禍にこの「大学生シリーズ」を始めた1期生も、今年の4月からいよいよ社会人として働きます。卒業を間近に控えた彼女たちが、自らの後輩たちにぜひ伝えておきたいと企画しました。今回は1期生のよしえさん&はなえさんの他に、彼女たちと同じく4月から働く予定の同級生2人をゲストに加えて、『これから就活する君へ、私たちの25卒就活物語』と題し、就職活動のあれこれを余すところなく語り合った回になっています。

まず前編では、『就職活動はいつ始めた?』という質問からスタート。国際教養学部に所属する彼らは、大学2年生の秋から約1年間の留学を経験します。そのため、ずっと日本にいる学生に比べて、就職活動のやり方が人によって大きく異なります。4年生の春からようやく始めた人もいれば、2年生の留学中から始めた人も。また、今や早期就職活動の一つともなっている「インターン」についても、それぞれの体験談を話してくれました。

中編では、それぞれが経験した「面接」の数々のエピソード。大学生の彼らは、就活中どんな視点で企業を見ていたのか。就職が決まった今だからこそ話せる「企業に物申したいこと」を、忖度なく語り合っています。

そして最後の後編は、『これからの就活生に伝えたいこと』。学生最後の等身大のメッセージが込められています。まだまだ学生生活が続く後輩たちはもちろんのこと、社会人の先輩である大人の方々も必聴です。

「働くこと」への不安と希望を持った彼らのリアルな声を、どうぞ最後までお楽しみください。



<本コンテンツの趣旨>

この企画は、アソボット代表の伊藤が教鞭をとっている早稲田大学国際教養学部の授業『Self Literacy』を履修した3名の生徒たちと一緒に、リアルな声を調査してお届けしていきます。

3期生は、収録のテーマを「私たちの世代が将来のために今考えたいテーマ」と決めました。毎回ひとつテーマを選び、彼らの世代が考えている「未来」を調査しています。

テーマは、たとえば「ジェンダー・セクシャリティ」「紛争・戦争」「外交」「経済」「食・健康」「教育」「自然環境」「ネットリテラシー」「テクノロジー」など、今の社会を構成する要素を深掘りしていきます。

コンセプトは「大学生が大学生に聞く」。

私たちは、さまざまな調査やメディアの情報を見ながら、つい「この世代はこういう人たち」というラベリングをしてしまいがちです。おそらくその代表的なものが若者世代で、「最近の若者は…」とは時代を超えて使われる常套句になっています。

世の中の多くの”調査”とは、「当事者ではない誰か」がリサーチして分析したものです。でも、問いかけという行為は”ある種のコミュニケーション”でもあるはずで、であれば「誰に問われたか」によって質問への回答もまた変わる可能性があるのではないかと考えます。

だからこそ、「大学生が大学生に聞く」。決して論文発表のような正確さはありませんが、ひとつのリアルな実態としてぜひお楽しみください。