ポッドキャスト

編集者の視点 vol.3

雑誌や書籍、WEBサイトやミュージアムなど、さまざまなコンテンツの編集に携わってきたアソボットが、この超情報過多の時代に改めて「編集とは何か」について、多様な編集者の視点から考えてみる対談番組『編集者の視点』。

第1回目、2回目では雑誌をはじめいわゆる「紙の編集者」の方々に出演していただきましたが、第3回目となる今回「音の編集」を切り口にしてお届けします。

ゲストにお呼びしたのは、フリーランスとしてラジオ番組、ポッドキャストの編集を手がけるディレクター・梅野美緒さん。デザイン会社の営業からキャリアを始めた後、ラジオ制作の業界へと転身。ラジオ番組の制作会社でTokyo FMの情報番組『ONE MORNING』や稲垣吾郎さんなどがMCを務める音楽番組『THE TRAD』、邦楽のインディーズ音楽を届ける『RADIO DRAGON -NEXT-』など数多くの番組に携わってきました。

ラジオの制作に実際に関わる人は、番組を統括するプロデューサー、実際に制作するディレクター、それをサポートするAD、ネタを考え台本を書く構成作家、音声を収録するミキサーの数名のみ。梅野さんも、番組によってディレクターで入ることもあれば、構成作家としてブースに入ってMCをサポートすることもあるそうです。「最初はこんなに少人数でやっているんだと驚きました。でも、少ないゆえにチームが仲良くなり、その温度感が放送に出ると思うんです」と梅野さんは言います。

日々、スマホの画面から多くの視覚情報がひっきりなしに飛び込んでくる現代のSNS社会。「この時代だからこそのラジオやポッドキャストの役割は?」という質問に対して、梅野さんから出てきたキーワードは、「疲れないメディア」。 耳だけで聞くことのできる音声メディアというのは、今の時代には必須の「ホッと一息つける(チル)」コンテンツなのかもしれません。

最後まで、どうぞお楽しみください。

「編集者の視点 vol.3」前編

「編集者の視点 vol.3」後編

<本コンテンツの趣旨>

この企画は、アソボットと関係性のあるさまざまなジャンルで活躍する編集者、もしくは「編集的思考」を持った方々をゲストにお招きして、この超情報過多の時代に改めて「編集とは何か」について、多様な編集者の視点から考えてみる対談番組です。